「コロナ禍を超えて新しい民呼研(New Normal)をめざして」
西淀病院 福島 啓
皆さん、こんにちは。第45回民医連呼吸器疾患研究会の実行委員長をつとめさせていただく西淀病院の福島啓です。コロナ禍のため昨年予定していた大阪での民呼研を1年延期して、2年ぶりに開催させていただくことになりました。
全国の民医連院所で呼吸器医療にたずさわっておられる皆さんは、昨年から猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症の対応の最前線で活躍されていることと思います。コロナ禍においてはソーシャルディスタンスをとることが最優先となり、社会のあらゆる場面で人と人とのつながりを保つことが難しくなってしまいました。今回2年ぶりに開催する民呼研は現地とWebのハイブリッド開催で実施することになり、感染対策に留意しながら全国の呼吸器医療にたずさわる仲間が交流できる新しい民呼研(New Normal)を作ることをめざしています。
テーマは「ええやん! 未来へつなぐ呼吸器医療」としました。「コロナ禍を超えて未来へつなぐ」という実行委員の思いを表現しています。大阪国際がんセンターの田淵 貴大先生に新型タバコについて、近畿中央呼吸器センターの倉原 優先生にCOVID-19について講演していただきます。いずれも多くの方が関心を持たれている分野のエキスパートであり、興味深い講演が期待できます。分科会は現地とWebの両方で発表できる形式にします。また、2日目のモーニングセミナーでは、現地+Web開催での新しい形式でのセミナーを模索します。
新しい開催形式で、これまで民呼研に参加できなかった県連や院所の仲間にも参加していただき、未来へつなぐ研究会にしていきたいと思います。ぜひ、多くの方にご参加いただくとともに、県連や院所の皆さんにも広めていただきますようお願い申し上げます。